さて、G1戦線は1週お休みののち6連戦を迎える。
今週はゴールデンウィークまっただ中の天皇賞・春。
残念ながらライブで見れない(中継も)のだが、気合いを入れて予想する。
非常に、上位の力が拮抗して難しいレース。しかも長距離3,200m戦なので、馬の力とは別の要素が複雑に影響しあうことが想像される。
上位4頭はこちら。
14キズナ
12ウインバリアシオン
08ゴールドシップ
07フェノーメノ
14キズナは言うまでもなく、前走なぜか2番人気の大阪杯を最後追わずに楽勝した現役最強クラスの馬である。大目標は秋の凱旋門賞なのだからここは通過点の意識だろう。
鞍上も元祖平成の盾男武豊J。京都の長距離に死角はないだろう。
気がかりなのはやはり距離、血統のところ。
母父ストームキャットは中短距離に実績あり、2400mを超えての走りがどうなるか。
おそらく、昨年の菊花賞をキズナが走っていればアッサリだったのかもしれないが、ロンシャンの重たい馬場での4着はスタミナないとは言い切れないし、正直もやもやが晴れない。
パンパンの高速馬場は悪くはないと見る。
ただ、4着以下になったとしても「長距離適性が」という納得感はある。
調教はCW11秒台を2週連発しており、絶好調。負ける要素を何とか探さないと出てこないくらいの状況である。
12ウインバリアシオン
こちらも、オルフェーヴル引退後日経賞を楽勝してオルフェーヴル以外に敵なしのイメージがある。母父ストームバードの子がキズナの母父ストームキャット。
2012年天皇賞春ではオルフェーヴルにも先着して3着。
1年のブランクをものともせず復活してきたあたり、ハーツクライ的な晩成感もある。
調教はこちらも23日に乗れなくなった岩田を背にCW11.9を記録。凱旋門ジョッキーAシュタルケが淀の3200をどう乗るか、見ものである。
08ゴールドシップ
残念ながら、雨は味方につけられていない(いまのところ)だが、鞍上がウィリアムズに替わり、先行積極策を取るだろうという大方の見方。
岩田を背にした阪神大賞典は余裕の圧勝であり、馬場が緩くなくても高いパフォーマンスが見込める状況。
調教もCWで同厩01アスカクリチャンと併せ66.1-12.0、61.2-12.6とこの馬なりにいい調子で走っている様子。
不安材料は高速馬場の上がり決着になったときのみ。
そうさせないように鞍上ウィリアムズは早仕掛け3コーナー手前からのロングスパートをかけてくるに違いない。あー生で見れないのが残念。
07フェノーメノ
昨年の天皇賞馬。もちろん侮れない。高速馬場で上がりの決着となるとキズナと並んで最右翼。調教も南Wで65.4はベスト更新。鞍上蛯名Jは皐月賞も勝っており優勝してもおかしくない。
悩ましいなあ。
上記4頭から最低でも1頭、ないし2頭は1~3着に来ると思われる。
だが残りの1頭は上位からはなかなか出ないのが競馬の恐ろしいところ。
単穴
▲15アドマイヤラクティ
前走阪神大賞典をゴールドシップから0.6離れての2着。人気もいまのところ11番人気。
ただし、前走は飽くまで3,000m阪神での結果。
忘れてはならないのは2013年天皇賞春。
着順はどうだったか?
1着フェノーメノ2着トーセンラー3着レッドカドー4着アドマイヤラクティ5着ゴールドシップ
これである。
京都の3,200mではゴールドシップに先着の実績あり。
かつ。
調教14本、四位J騎乗の24日の追い切りは栗東CW64.7-11.8である。
栗東CWの上がり1F11秒台は要注意。3着までに来ても全くおかしくない。
これが11人気とはびっくりであるがあまり喧伝するとオッズが下がるので控えめに主張しよう。
今回栗東CW1F11秒台はこの馬含めて4頭。うち2頭は上位2頭。そして残りは、、、
★11ラストインパクト
こちらも面白い。栗東CWでベスト更新の81.4-12.6、その翌週の30日にしまい1F11.6。
菊花賞も4着に食い込んでおり長いところでうまくハマればこちらも3着圏内はアリ。
大穴期待するなら11-15から人気4頭への3連複を買っておいて損はないかも。
ということでまとめです。
◎14キズナ 鞍上こみで。
○12ウインバリアシオン
▲15アドマイヤラクティ
△筆頭08ゴールドシップ
△07フェノーメノ
★11ラストインパクト
△01アスカクリチャン
△18デスペラード
△03サトノノブレス
△02アドマイヤフライト
△05レッドカドー
めいっぱい広げて△16ジャガーメイル、13オーシャンブルー
買い目
穴馬券
三連複11-15-07081214
ワイド07-15、12-15
三連複
14-12,08,15-08071101180302051613
三連単
14->07->15
2014 天皇賞・春 #1
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